Hachinosu Records

自主音楽レーベル。蜂ノ巣音盤。所属アーティストが色々な話をします。

視点、見方の話

ハロー、絶望だよ。
性的であったり形であったりに関する差別とかのブログを読んだので近しいことを書くよ。ブロガーみたいだね。


上の二つは最近友達になった人の話で、僕は表立って見えるわかりやすい“違い”みたいなものは身長が極端に低いこと以外とくにないんですけど、自分が圧倒的マイノリティな人種だとも考えているので生きてるだけで被差別気分、そりゃもう生きにくい。

僕らのように四六時中自分と向き合って外界に目を凝らして言葉をこねくり回す類の人間は多分みんな思ってるんだけど、なんでお前らにとってはそれが普通で、それを受け入れてヘラヘラ生きてられんの?となったりする。

わかりにくい文章をダラダラ書いてて論旨がまとまってない。アホ。


差別意識についての話。

本題の前置きとして、僕はお笑いがとても好きで、それはプロのお笑い芸人は勿論、友達と話す上でのおもしろについてもそうなんですね。
そんで、僕が特に好きな笑いのネタの中に「偏見、差別、罵倒、不謹慎」といった社会において敬遠されがちなものがあるんです。
例えば、僕の友達に脚に障害を抱えてる人がいるんですけど、その人のことを「キャタピラ」と呼んでゲラゲラ笑ったり、僕自身の話だと、僕が少し失礼なことを言ってしまった時なんかに友達が「すいませんコイツ片親なんすよ」と言ってこれまたゲラゲラ笑ったり、身体も家庭も部落もイジる。こんな友達しかいないんですね。そりゃ歪みます。


でも楽しいんですよ。なんで楽しいのかって、本心で見下してるわけじゃないからだと思うんです。
被差別側の人間でもあるからこそ、そんなものは一つの情報であって、個人を決定付ける要素そのものではないと理解してるからなんです。
様々な情報の集合が個人を個人たらしめるのであって、ジェンダーも身体も境遇も、個人を構成する一点でしかないということを理解してるんですね感覚で。ただの点です。点点点、メーン?


女性は力が弱いし生理があるし、男性はキンタマって明確な弱点があるし、夜に黒人が歩いてると怖いし、でもぶっちゃけぶっ飛んでる俺らの方が危ないし。みたいな。


幸せな奴なんてみ〜んな大して考えないから悩みもなくダラダラ生きてるだけ。
俺らは不幸だからこそみんな違ってて一人の個として存在できる特別な人間なんだってこと。極端な話ね。いちいち幸せな奴にも悩みが〜とか言わないよみんなわかってるから。

そういう話。わかってるからこそ言えるし言わないこともあるよって話。勘繰り過ぎずに考え抜いて生きていこうぜ。
ハローハロー、peaceにさ。